3年目オープン

4月19日(日)<月暦三月一日>は、縄文のうずまき社の3年目の開社日でした。歌声隊の「紺色のうねりが」の歌で始まり、田中富雄師匠をはじめ、二戸民謡保存会中央支部のみなさんの唄と三味線、それに南部手踊りをたくさんの人に楽しんでもらうことができました。田んぼの草取りも手植えも馬飼いも、生活の中から消えつつあるけれど、民謡は、私たちの心と体にしっくり馴染むことを改めて感じました。今日の日和のように、穏やかな気持ちが体いっぱいに広がり、近所のお母さんたちと支えてくれる仲間たちが作ってくれた、おにぎり、鳥汁、煮豆、おしんこ、みそ汁、煮物、お浸しなどをおいしくいただきました。

今日から、三月の新しい月が空に上ります。雪解け水が大地をほぐすように、縄文のうずまき社が、硬直した時代と人の心を解かす新しい時代の風となることを願って、戸(へ)の月の会、カワイイ伝統食の会、栗子農園の「子どもたち」と一緒に、志を同じくする人と手をつなぎ、今年も歩いていきます。

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