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先日の月の寺子屋は、月暦のしくみ、二十四節気、閏月、新月、満月、晦日、三日月、二十三夜講、月待ちなどのお話をした。保育園や幼稚園の子を持つ若いお母さんたちが、熱心に耳を傾けてくれた。月のリズムに同期して暮らす、宇宙のいのちのリズムを体に入れて暮らす、ことができたらと思う。

さて、田植えをしてから2か月近くになる。連日暑いさなか、ぬる水に浸かり、イヌビエやホタルイやシズイやオモダカやコナギの草取りをしていると、今年もヤマドリが畔に姿を現し、あいさつに来てくれた。去年あいさつを交わした美しい羽をもつ雄のヤマドリだ。

ヤマドリは草や虫をつつく動作をしながら、ほんの1~2メートルの距離まで近づいてきた。お互い横目で見やりながら、「よかったよかった」と無事に再会できたことを喜ぶ。来年は会えるとも限らない。ヤマドリは猟の対象であり、私もあてのない身なのだ。

中干しが終わりたっぷりと水を入れた。赤トンボや糸トンボの羽化が始まった。あそこにもここにも100匹以上のトンボが、田んぼから羽化している。毎年、この光景に出合えるのが何よりうれしい。トンボたちの育ての親の一人となることができたのだ。心はずむひと時に、草取りの苦労が相殺され、苗消毒や除草剤なしでよかったと、自ら心に納める。暑くて仕事はきついが、一期一会の幾つものいのちと交差する、真夏の田んぼ。朝に田を迎え、夕暮れに田に送られる日々の繰り返し。その繰り返しの中で稲はもう立派な青年にまで成長した。穂が出るのももうじきである。

今日から陰暦の六月、水無月です。やぶ萱草(かんぞう)、オオウバ百合、クルマツクバネ草,鬼百合などユリ科の花が咲きだし、夏の盛りを謳いあげています。

8月5日(土)、10時からカシオペア体験交流クラブ「古民家で五角箸を作ろう」を開催します。小中学生の親子での箸作り体験教室です。プラム工芸の協力を得、堅いオノオレカンバの木を磨いて、焼きペンで模様をつけ、最後にクルミオイルで仕上げます。メールにてお問い合わせください。

開社日時 西暦4月23日(日)~11月11日(土)
<陰暦三月二十六日~九月二十三日> の10時~15時まで。
土間、座敷、囲炉裏の間、巨木の庭など公開しています。入場料300円(会員、学生、子どもは無料です)。田畑に出ていることが多いので、前日までに連絡ください。 メール:jomon.uzumakisha@gmail.com