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ツツドリやホトトギスが鳴き始め、三つ葉空木や藤が咲き始めた。鳥や花たちが、北国ももうすぐ田植えだよ、と教えてくれている。

旧暦の四月一日、卯月の始まりの日に田に水を入れることにした。用水路からではなく、小さな川から直接水を引いているので、手間がかかる。パイプを補修し、つなぎ合わせ、砂袋でパイプを押さえ、水路を掘り直し、再び水が川に戻るように出口も確保するなど、いろいろとやることがある。5月末の田植えに向けて粛々と準備を進めている。

田んぼの周りの山の緑が一斉にふくらみ、畔に春の草草が伸びてきた。あふれる緑に囲まれ深呼吸をする。いのちがふくらむほどいい気分だ。いよいよ今年の田仕事が始まる。体の内なる鐘つき堂の鐘が鳴り出した。

今年の米作りはどうなるのだろうか。台風や大雨、ドロオイムシ、カメムシ、ヤマドリ、赤トンボ、蛙、ヤゴ、蜘蛛、浮き草、アオミドロ、それにいろいろな田草たち。どんな出会いとなるのだろうか。よいことも悪いことも想像を超えた出来事が、毎年田んぼに起こる。時間や気持ちに余裕を持って、焦らずに「のうがみさま」と楽しめたらいい。

開社日時 西暦4月22日(日)~11月10日(土)<陰暦三月七日~十月三日>
<陰暦三月二十七日~九月二十三日> の10時~15時まで。
土間、座敷、囲炉裏の間、巨木の庭など公開しています。田畑に出ていることが多いので、前日までに連絡ください。
メール:jomon.uzumakisha@gmail.com